2025年10月1日水曜日

ボートテールのカウルって?

 本日も沢山のご来店ありがとうございます

製作車両の細かい打ち合わせや、新しく車両を0から作る打ち合わせ等

午後からは天気も回復して穏やかな1日でした


さて、先日ご来店のお客様と1971年のボートテールの話になりました



こんな格好した車両ですが、ボートテールの由来などは

前に書いたことがあるので割愛して、外したボートテールを見てみましょう







このカウルはフェンダーレスになっていますが、

通常はカウルの下側にメタルのフェンダーがあって、重いカウルです

素材の仕上げや、均等な厚み、1mm程度の厚みでとても1970年代の造形とは思えません

ウイリーGが、船舶のデザインもしていて、FRPの造形に明るかったのが伺えます

レーサーレプリカが日本で出た当時、絡っていたカウルはペラペラか、

分厚いABS樹脂だったと記憶しています。(1980年代)

FRPの技術自体は1930年代からあるそうですが、戦争の軍事使用目的を経て

1990年代に産業分野に広く使われたそうです。

1970年代としてはバイクにFRPは最先端の試みだったのかもしれません

なんかロマンがあるなぁ


明日も沢山のご来店お待ちしております